概要
年齢20歳、身長170cm。戦闘クラスは銃剣槌士(双銃、双剣、ハンマー)。
今までの主人公と異なり、シナリオ中にて一切台詞を喋らない(相槌を打ったり、戦闘中に技の名前を言ったりはする)。どのぐらい喋らないかというと、スキットや戦闘後の掛け合いすら一切台詞が無いほど。代わりにシナリオ途中やスキットでは選択肢が出現し、これをプレイヤーが選ぶことで「プレイヤーに取ってのルドガー」を表現していく。(2周目以降はこの選択肢のボイス再生が可能になる)とはいえ完全に無個性キャラという訳でもなく、話の途中でいきなりバク宙したり、イバルに合わせて同じポーズを取ったりと、割と天然ボケ系の行動を取ったりすることも。就職後の初出勤日にテロに巻き込まれ、そこで謎の少女「エル・メル・マータ」を助けた事が切っ掛けとなり事件に巻き込まれていく。
そしてルドガーを語る上で欠かせないのが、テイルズ史上1,2を争う幸薄さである。どのぐらい幸薄かと言うと
本編開始早々兄が試験官となっている就職試験に落ちてしまう。
何とか就職に成功するが、初出勤日に出会った少女(エル)に嵌められ痴漢の冤罪を受ける(職も失う)
その直後にテロに巻き込まれテロリストと対決することに
紆余曲折の果てにエルと共に生き残ることに成功するが、直後に法外な治療費を吹っ掛けられ多額の借金を負う
借金を負ったことで自由に街を移動できなくなり、街の人からは白い目で見られる
おまけに兄がテロの首謀者として指名手配され、本人も重要参考人として事実上手配されることに
……色々並べてみたが、これらの出来事が全てプレイ開始から数時間の間に降りかかってくる。マジで不幸すぎる。 序盤のとあるモブキャラによる「まだ若いのに人生詰んでるな」という言葉がある意味全てを物語っている。
その後は兄の真意を確かめる為、そして知り合った少女エルとの「一緒にカナンの地に行く」という約束を守るため、借金を返したり、時々変な世界に迷い込んで何か変身したり、エルのパパになったり面倒を見たり、借金を返したり、エルを危険から守ったり、やっぱり借金を返したりしながら世界中を巡る旅を始め、ジュードやガイアスと言った前作(TOX)のキャラと知り合い交流を深めていく。
そんな旅の途中、ルドガーはグランスピア社の社長、ビズリー・カルシ・バクーからある真実を告げられる。今まで自分達が迷い込んでいた「変な世界」は自分達の暮らしている世界=正史世界から分岐したパラレルワールド「分史世界」であり、正史世界を破滅に導く存在であり、その核である時歪の因子(タイムファクター)を破壊できるのは自身が持つ「変身の力=骸殻」のみであると。ビズリーによってエージェントにスカウトされたルドガーは様々な分史世界を探索し破壊していくが、その途中では様々な出会いと別れを経験し、時に厳しい決断を迫られることとなる。
そして、旅路の果てに明かされる分史世界の真実とクルスニク一族の悲劇。運命に翻弄され続けるルドガーとエルの2人は、最後にどんな選択をし、どんな未来を選ぶのだろうか…
テイルズオブエクシリア2の主人公にして、テイルズシリーズ類を、見ない不幸体質。
某とある小説の主人公の口癖「不幸だー」を、上回る不運っぷりに、プレイしたプレイヤーが、思わず応援したくなるくらいです。
そもそも、RPGで声月が当たり前の据え置き機で、声OFFというところからして、不運をしょい込まれているとしか思えないのですが。
どんな困難にも負けない、熱いハートと、戦闘後の勝利セリフがないにもかかわらず。
体をはったジェスチャーで、プレイヤーを、楽しませてくれる、そんなキャラです。
ソーシャルゲームの「テイルズオブリンク」や「テイルズオブアスタリア」でも、よく登場していますし、人気のほどがうかがえるキャラでした。
好きな技は、サイカトリス
ハンマー技だけど、回復できるという点が、いいね!
おしまい。
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