すんごくよかったです。
チャグムの決意、バルサの用心棒としての腕、貫き通す覚悟。
追うもの追われるもの、策略をめぐらして、追い詰めようとし、知恵と顔見知りのツテで逃れる。
短槍の戦闘シーンも、見事だったし、みているときは、結構な頻度でみていき、全話みのわるのは結構はやかったような。
異世界というか、異空間の存在である「精霊の卵」を守る守り人たる「チャグム」を、守る「バルサ」
「守る」というのが、重要な作品だったような気がしてきました。
幼少のバルサが、ジグロにより守られそれをチャグムに引き継いでいく。
そんな絆のような話でした。
登場人物も、タンガやトロガイ、トーヤやサヤなど味方と、狩人のモン、ジン、ゼン、ユン、ライ、ヒョク、タガ、ズン第一皇子のサグムなど、伝承に躍らせられる両陣営のすれ違いや、おいかけっこ、最後には共闘など、展開によって、立ち位置をかえるというのも、見どころだったと思います。
チャグムが、思ったよりも有能で、もっとこう、年相応らしくくじけてばっかなのかなっと思いきや、きちんと、見せ場があり、それを見守るバルサという構図が見ていてよかったです。
この物語で、一番ぐっときたのが、チャグムが自分の死の可能性を知って、バルサの前から逃亡して、バルサがおいかけてチャグムが、バルサと対峙するあのシーン。
あそこからのバルサとチャグムのやりとりは、精霊の守り人屈指の名シーンだと思います。
いや、あれは涙腺的にも、展開的にもきました。
EDの「愛しき人へ」も、名曲なのでアニメと合わせて是非一度は聞いていただきたい曲です。
っと、いうことで、面白かったです。
おしまい。
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